まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

12/24 クリスマスイブのいすみ鉄道駅めぐり

この日は青春18きっぷを使って房総半島へ

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上総中野行き5D

高田馬場を5:07発山手線外回り0401G(クハE234-43)で出発し、東京5:42発総武快速線佐倉行き0505F(クハE216-2034)、千葉6:29発普通上総一ノ宮行き229M(クハ208-2105)、上総一ノ宮7:22発普通安房鴨川行き2229M(クハ208-2148)を乗り継いで大原へ。いすみ鉄道の一日乗車券を購入し、大原からは7:44発上総中野行き5D(いすみ351)に乗車します。

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上総中川駅

8:08着の上総中川で下車。民家の裏に隠れるようにひっそりと存在するホームだけの無人駅ですが、昭和29年までは貨物営業も行う駅でした。駅舎はいつ頃まであったのでしょうか。

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西大原駅

上総中川8:29発普通大原行き10D(いすみ352)で西大原へ。昭和35年に開業したホームだけの無人駅で、国鉄仕様の駅名標が錆びつきながらも残っています。

大原市街地の外れのような立地で、家自体は少なくありませんが、入口に駅名表示もなく存在感は希薄です。

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上総東駅

西大原9:03発普通大多喜行き7D(いすみ302)で上総東へ。昭和30年まで存在した長生郡東村の中心部にある駅で、国鉄時代は棒線駅でしたが、転換時に交換設備が新設されました。

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今も残る旧駅舎

昭和5年開業時に建てられた木造駅舎は、国鉄末期時点で役目を終えていましたが、個人所有の倉庫になって駅入り口わきに現存します。旧木原線内では大原を除き唯一原型を留める木造駅舎ですが、鉄道ファンからはあまり顧みられないようです。

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上総中野駅

上総東9:36発普通上総中野行き9D(いすみ352)で終点の上総中野へ。いすみ鉄道との乗換駅ですが、小湊鉄道は9月9日の台風15号の被害を受けて運休中のため、今はいすみ鉄道の列車しかやってきません。駅舎は平成元年に建てられたログハウス風のもので、2つの会社の路線が乗り入れる駅にしては随分と簡素です。

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小谷松駅

上総中野10:34発普通大原行き14D(いすみ352)で小谷松へ。西大原と同時に開業したホームだけの無人駅で、駅前に熊野神社があります。訪問時は業者さんがホームの植栽の手入れをしていました。

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東総元駅

17分歩いて隣の東総元へ。昭和12年に開業したホームだけの無人駅で、当初はガソリンカーのみが停車していました。変わった形の待合所内にはなぜかおみくじが設置されていますが、これは平成20年にテレビ東京系列の「チャンピオンズ~達人のワザが世界を救う~」という番組の企画で建てられたもののようです。

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西畑駅

東総元11:23発普通上総中野行き11D(キハ52-125+キハ28-2346)で西畑へ。まさかキハが平日の普通列車に入るとは思っていなかったので、やってきたときには驚きました。東総元と同時に開業した駅で、同じくガソリンカーのみが停車する駅でした。

待合所は転換後に改築された和風デザインのものです。

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久我原駅

西畑11:56発普通大原行き16D(キハ28-2346+キハ52-125)で久我原へ。西大原・小谷松と同時に開業した里山の中にあるホームだけの無人駅で、「秘境駅」として知られていますが、見える範囲にバス車庫があるのでいまいち秘境感に欠けます。

駅ノートは確認出来るだけでも10冊あり、訪れる人の多さが感じられます。

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総元駅

久我原12:33発普通上総中野行き13D(いすみ302)で総元へ。昭和8年開業時から1年間だけ終着駅だった駅で、国鉄時代は木造駅舎がありましたが、平成4年に改築されています。駅舎は公民館併設のものですが、色も高さも揃っておらずちぐはぐなデザインなのが気になります。まあこの不格好さも駅の個性ではあるのですが。

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大多喜駅

総元13:09発普通大原行き18D(いすみ302)で大多喜へ。本多忠勝が初代藩主を務めた大多喜藩の城下町・夷隅郡大多喜町の玄関口で、いすみ線内では唯一の有人駅です。

駅舎は昭和5年開業時に建てられた木造駅舎ですが、大幅に増改築されていて原型を留めていません。改札横には「チャンピオンズ~達人のワザが世界を救う~」で作成された本多忠勝像が置かれています。

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大多喜町役場

駅から2分ほど歩いて大多喜町役場へ。早稲田大学會津八一記念博物館(旧早稲田大学図書館)などを手掛けた建築家・今井兼次氏の作品で、登録有形文化財です。

オリジナルの姿を残しつつ耐震改修が行われており、なかなかいい雰囲気でした。

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城見ヶ丘

役場から20分ほど歩いて城見ヶ丘へ。平成20年8月9日に開業した線内で最も新しい駅で、新興住宅地「船子城見ヶ丘団地の中にあります。駅名の通り、遠くに大多喜城の姿を望むことができます。

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国吉駅

城見ヶ丘14:20発普通大原行き20D(いすみ352)で国吉へ。国鉄時代からの交換駅で、平成3年に商工会館との合築駅舎に改築されました。貨物ホーム跡には久留里線で活躍したキハ30-62が保存されています。

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いすみ市役所夷隅庁舎

国吉の市街地を抜けていすみ市役所夷隅庁舎へ。昭和45年4月に夷隅郡夷隅町役場として建てられたもので、平成17年の合併でいすみ市となりました。

ソテツの木が南国風情を感じさせます。

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新田野駅

役場を見てから20分ほど歩き、新田野へ。西大原・小谷松久我原と同時に開業したホームだけの無人駅で、駅前を国道が通っています。周囲はのどかな田園地帯ですが、待合所に置かれた日本人形が異様です。

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大原駅

新田野15:48発普通大原行き22D(いすみ351)で大原へ。JR外房線との乗換駅です。いすみ線の前身である国鉄木原線は木更津と大原を結ぶ計画で着工されましたが、木更津側(久留里線)は上総亀山、大原側は上総中野まで開通したきりで、全通には至りませんでした。いすみ線の大原駅には改札口があるものの無人駅です。

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大原駅 駅舎

JR大原駅の駅舎は明治32(1889)年開業時に建てられた木造駅舎で、幾度もの改修を経て築130年を経た今でも現役です。この駅への訪問を以て、千葉県内のJRは全駅訪問達成となりました。

 

大原からは16:43発普通千葉行き280M(クハ208-2126)、千葉18:12発総武快速線大船行き1810F(クハE216-2020)、錦糸町18:52発総武緩行線1873B(クハE230-80)、新宿19:18発山手線外回り1951G(モハE234-6)を乗り継いで高田馬場へと帰りました。

12/20 師走の日豊本線駅めぐり その2

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普通宇佐行き2521M

日豊本線駅めぐり2日目の朝は小倉を5:31発普通宇佐行き2521M(クハ411-211)で出発。快活で全然寝れなかったので、車端部のクロスシートで惰眠を貪ります。

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豊前長洲駅

6:55着の豊前長洲で下車。天気のせいもあるでしょうが、とても7時前とは思えないほど暗いです。駅舎は明治44年4月開業時に建てられたもので、内部は改装されてギャラリーになっています。

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中山香駅

豊前長洲7:04発普通臼杵行き4627M(クハ814-21)で中山香へ。平成17年に杵築市と合併した旧速見郡山香町の中心部にある駅で、駅員もいます。駅舎は平成19年9月に改築されたもので、ホーム側に扉のないため待合室を締め切ることはできません。

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西屋敷駅

中山香7:29発普通中津行き4620M(クモハ815-18)で西屋敷へ。単式ホームを2つ並べたような珍しい造りの駅で、上りホームから下りホームへ行くには一旦駅の外に出て地下通路を通り、階段を上ってから少し歩かねばなりません。

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立石駅構内

西屋敷8:22発普通大分行き5521M(クハ411-206)で立石へ。西屋敷を出てからしばらくは離れて走る上下線が合流する地点にある駅で、下り線が直線なのに対して上り線がカーブしているので分岐駅のようにも見えます。

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立石駅

駅舎は昭和40年10月に改築された立派なものですが、無人化されて寂しげです。駅舎内には地元の子どもたちの描いた絵などが飾られています。

この他、封鎖された跨線橋の階段などもあり、なかなか見所の多い駅でした。

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天津駅

立石8:46発普通中津行き1622M(クモハ815-16)で天津へ。昭和31年に開業した島式ホームの駅で、開業時に建てられた戦後型木造駅舎が増築されながらも残っています。

横綱双葉山の出身地なので、改札横にはそれにちなんだ顔出しパネルが置かれていました。

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豊前善光寺駅

天津9:25発普通大分行き633M(クハ814-18)で豊前善光寺へ。明治30年開業時は「四日市」を名乗っていた駅で、宇佐市の前身の一つである宇佐郡四日市町の外れにありました。昭和28年までは四日市町中心部の豊前四日市を経て豊前二日市までを結ぶ大分交通豊州線が分岐していました。駅舎は平成18年3月に改築されたもので、平成28年無人化されて寂しげな雰囲気です。

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東中津駅

豊前善光寺10:28発普通中津行き4628M(クモハ815-24)で東中津へ。明治34年開業時から昭和27年まで「大貞」を名乗っていた駅で、大正4年5月に建てられた木造駅舎が比較的良い状態で残っています。前日に訪れた隣の今津駅と同様に中津市管理の簡易委託駅です。

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大神駅

東中津11:23発普通幸崎行き4639M(クハ814-24)で大神(おおが)へ。昭和27年に開業した島式ホームの駅で、大分方面からの折り返し列車が夕方と夜に一本ずつ設定されています。駅舎は開業時に建てられた木造モルタルのもので、かつてはピンク色に塗られていました。

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杵築駅

大神12:39発普通杵築行き4636M(クモハ815-26)で杵築へ。城下町・杵築市の玄関口ですが、市街地とは少し離れています。駅舎は明治44年開業時のものを昭和63年にリニューアルしたもので、和風デザインになっています。

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中津駅南口

杵築12:52発普通中津行き4638M(クモハ815-23)で中津へ。唐揚げで有名な城下町・中津市の代表駅で、昭和52年6月に高架化されています。福沢諭吉の出身地であることから、北口駅前には銅像があり、改札内にも福沢諭吉関連の展示があります。普通列車は当駅で大半の列車が系統を分断されており、乗り換えが必要となります。

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豊前松江駅

中津14:15発普通小倉行き2552M(クハ813-1103)で豊前松江へ。明治30年開業時から昭和20年まで「松江(しょうえ)」を名乗っていた駅で、昭和7年10月改築の渋い木造駅舎が残っています。窓やドアがアルミサッシに交換されているのが残念ですが、窓口はおおむね原型のまま残っています。

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三毛門駅

豊前松江14:48発普通中津行き2543M(クハ812-1111)で三毛門へ。昭和31年2月に開業した島式ホームの駅で、同時に開業した天津と同型の戦後型木造駅舎が残っています。

駅舎は平成18年にリニューアルされており、旧事務室跡は駐輪場管理事務所と消防団詰所になっています。

南瓜の産地であることから駅前には南瓜のモニュメントがあります。

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南行橋駅

三毛門15:20発普通門司港行き2554M(クハ813-1111)で南行橋へ。昭和63年3月に開業した行橋市郊外の駅で、自動改札機が設置されています。周囲は住宅地で、高校もあることからラッシュ時は多くの人で賑わうそうです。

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新田原駅

南行橋15:46発普通新田原行き555M(クハ813-1102)で新田原へ。行橋市南部の住宅街にある駅で、小倉方面への折り返し列車も多数設定されています。駅舎は昭和55年に改築されたコンクリート造のもので、少々くたびれてきています。

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築城駅

新田原16:15発普通中津行き2547M(クハ812-1103)で築城へ。平成18年の合併で築上郡築上町となった旧築城町の駅で、駅裏には航空自衛隊築城基地があり、航空祭開催日には特急も臨時停車します。駅舎は昭和30年6月改築の古いコンクリ造のものですが、改装されて入口部分の造形が変わっています。

 

築城16:36発普通門司港行き2556M(クハ813-1001)で小倉へ。

小倉では6分というギリギリの乗り換えで17:27発のぞみ54号東京行き(787-2010)に乗り換え品川へ。品川からは22:13発山手線外回り2111G(モハE234-78)に乗って高田馬場へと帰りました。

東京を拠点にしていると遠い九州。今度はいつ行けるでしょうか。

12/19 師走の日豊本線駅めぐり その1

12/19から20にかけては福岡県・大分県に行ってきました。大分県に行くのは人生でこれが初めて。宇佐市役所が年明けから新庁舎になると聞いたのが遠征のきっかけでした

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小倉に到着したのぞみ99号

高田馬場を5:14発山手線内回り0400G(サハE234-17)で出発し、品川で6:00発のぞみ99号博多行き99A(783-2005)に乗り換え。4時間半揺られ10:30に小倉に到着。

始発の新幹線で出てこの時間ですから、やっぱり九州は遠いなと思わされます。

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椎田駅

小倉からは10:54発日豊本線普通中津行き2537M(クハ812-1105)に乗り、椎田で下車。築上郡築上町役場の最寄り駅で、昭和11年改築の木造駅舎が現役です。

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築上町役場

駅から5分ほど歩いて築上町役場へ。昭和38年3月に椎田町役場として建てられたもので、平成18年5月の合併で築上町となりました。建物の裏手では新庁舎建設工事が行われています。

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宇佐駅

椎田12:44発普通中津行き2539M(クハ812-1101)と中津13:13発普通幸崎行き4647M(クハ814-26)を乗り継いで宇佐へ。1300年の歴史を持つ宇佐神宮への参拝駅で、特急ソニックも停車します。駅舎は昭和45年6月に改築されたもので、宇佐神宮を意識して柱が赤く塗られています。宇佐市の代表駅で、市名を名乗りますが、市街地や市役所からは遠く離れており、街はずれのような立地です。

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四日市行きバスで宇佐市役所へ

宇佐駅前を14:00に出る四日市行きバスに乗り、宇佐市役所前で下車。駅から市役所までは7㎞離れており、こうも離れているともはや別の街という感じがします。

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宇佐市役所

こちらがお目当ての宇佐市役所。昭和46年に建てられたもので、新庁舎完成により12月末限りで役目を終えました。建築クラスタ界隈でもほとんど注目されない建物でしたが、個人的にはなかなかかっこいい建物だと思いました。

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柳ヶ浦駅

市役所を見た後は駅館川に沿って50分ほど北へ歩き、柳ヶ浦へ。そういや阿川弘之の「雲の墓標」に柳ヶ浦駅から宇佐海軍航空隊まで歩くシーンが出てきたなと思い出したりもしました。

折り返し列車も多数設定されている柳ヶ浦は、明治30年開業時は「長洲」、翌31年から42年までは「宇佐」を名乗っていました。駅舎は昭和38年1月に改築されたもので、主要駅らしく広い待合室を持っています。

駅前ロータリーの中心に植えられている蘇鉄は宇佐海軍航空隊の庁舎の庭に植えられていたもので、米軍の爆撃で航空隊が壊滅した際にも生き残って当地に移植されたそうです。一見よくある地方主要駅に見えますが、戦争の悲しい歴史を秘めた駅なのですね。

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今津駅

柳ヶ浦15:56発普通中津行き638M(クモハ815-19)で今津へ。昭和12年2月改築の渋い木造駅舎が残る駅で、中津市管理の簡易委託窓口があります。

平成28年公開の映画「サブイボマスク」ではロケ地として使われ、平愛梨さん演じる雪が故郷の駅に降り立つシーンが撮影されたそうです。作中での駅名は「道半駅」。

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吉富駅

今津16:34発普通中津行き4644M(クモハ815-21)と中津16:49発普通門司港行き2558M(クハ812-1114)で吉富へ。築上郡吉富町にある唯一の駅で、平成7年4月に開業しました。「ふるさとセンター」との合築駅舎は駅近くに工場を持つ吉富製薬(現田辺三菱製薬)が寄付したものだそうです。

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吉富町役場

吉富町役場へは徒歩5分、周囲は町の中心部で、平成7年になるまで駅ができなかったのが不思議に思えます。

 

吉富17:21発普通門司港行き2560M(モハ813-1111)で小倉へ。この日は快活クラブ小倉駅南口店に宿泊しましたが、隣の客が夜中にガサガサしていたので全然眠れませんでした。

12/16 北関東庁舎めぐり

この日は一日分余った北東パスを使って北関東へと向かいました。

 

高田馬場を6:38発山手線外回り619G(クハE234-24)で出発し、池袋6:42発普通大宮行き653K(クハE232-7024)、赤羽6:58発快速ラビット宇都宮行き3620E(モハE232-3639)、宇都宮8:32発普通黒磯行き637M(クハ205-612)を乗り継いで矢板へ。

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矢板駅

矢板市の代表駅で、昭和9年開業時に建てられた木造駅舎が現役ですが、この時間帯は生憎の逆光。建て替えられたりしないうちにリベンジしたいものです。

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矢板市役所

駅から10分ほど歩いて矢板市役所へ。昭和20年代から40年代にかけて全国で多くの公共建築を手掛けた佐藤武夫氏の作品で、竣工は昭和36年。和風レストランのようなデザインですが、なかなか調和のとれた美しいデザインです。残念ながら耐震性の低さゆえに建て替えられる方針とのことなので、気になる方は早めに見に行かれることをお勧めします。

 

街並みを見ながら矢板駅に戻り、10:09発普通宇都宮行き638M(クハ204-612)に乗車。矢板で遅れてきた貨物列車の通過待ちをしたので、宇都宮には7分遅れで到着しました。

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石橋駅

宇都宮で10:56発普通逗子行き2543Y(クハE230-8036)に乗り換えて石橋へ。平成18年の合併で下野市になった旧下都賀郡石橋町の駅で、駅舎は昭和58年に橋上化されています。

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下野市役所石橋庁舎跡

この駅に降りたのは駅から5分ほどのところにある下野市役所石橋庁舎(旧石橋町役場)目当てでしたが、残念ながらとうに解体されて更地になっていました。交差点の名前だけが「下野市役所石橋庁舎」のままでした。

 

気を取り直し、石橋11:37発普通小田原行き1561E(サハE231-6034)と小山12:03発普通友部行き747M(クハE530-5002)を乗り継いで結城へ。

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結城の街並み

結城紬で有名な結城市は、鎌倉時代以来の歴史を持つ古い城下町で、今でも街のいたるところに古い建物が残っています。ただし北関東の地方都市らしく歩道が狭い上に飛ばしていく車が多いので、街歩きの際には注意が必要です。

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結城市役所第1庁舎

駅から10分ほどで結城市役所に到着。西庁舎、第1庁舎、第2庁舎に分かれていることから、老朽化への対応と効率化のために新庁舎に建て替えられる予定です。第1庁舎の竣工は昭和60年で、建て替えが必要なほど古くは見えませんが、やはり3つの庁舎に分かれていると業務にも支障をきたすのでしょう。こちらも矢板市と同じく和風デザインですが、完成度の違いは明らかです。

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結城市公民館勤労青少年ホーム

続いては結城市公民館・勤労青少年ホームへ。行く予定ではありませんでしたが、街並みの奥に見える姿が気になって立ち寄りました。昭和45年10月に開館した古い建物で、平成30年に新しい公民館が完成したことによって役目を終えました。おそらくそう遠くないうちに解体されるものと思われます。

 

結城13:12発普通小山行き748M(クハE530-2020)で小山へ。

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小山市役所

駅から徒歩5分の市役所は建て替え工事中。写真の本庁舎は昭和39年10月に建てられたもので、それほど個性的なデザインではなくどちらかというと地味なものですが、個人的にはこういうのも好きなのでどんどん記録していきます。

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小山市文書館

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塚本耳鼻咽喉科医院

小山市もまた鎌倉時代以来の歴史を持つ古い城下町ですが、新幹線の開業などで再開発が進んだことから古い建物は寺社仏閣を除けばほとんど残っていません。

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桐生駅

小山15:02発普通高崎行き456M(クハ210-3027)で桐生へ。小山から1時間もかかるので日はすっかり傾きかけています。東北本線沿いの街と掛け持ちするのはちょっと無理があったかなと思います。

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桐生市役所

駅から7分ほどで桐生市役所へ。昭和40年に建てられた本館と昭和57年に建てられた新館からなる市役所で、耐震性不足による建て替えが検討されています。

マンホールカードをもらうことはできましたが、時間が足りず細部まで見ることができませんでした。桐生市の中心部もまた古い建物が多く残っているのでそちらと合わせていずれまた散策しに来たいと思います。

 

帰りは桐生16:40発普通小山行き455M(クモハ211-3012)、小山17:42発普通熱海行き1595E(クハE231-6035)、赤羽18:57発普通新木場行き1812K(クハE232-7017)、池袋19:07発山手線内回り1868G(モハE234-18)を乗り継いで高田馬場へと帰りました。

12/15 師走の米坂線駅めぐり

師走の南東北駅めぐり最終日は、米坂線の残りの駅を全て降りてから、東京への帰途に就きます。

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夜明け前の米沢駅

夜明け前の米沢駅からスタート。幸いにも雨は降っていません。

米坂線の下り始発列車である5:56発普通坂町行き1123D(キハ110-216)に乗り、7:28着の小国で下車します。

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小国駅

新潟との県境の街である西置賜郡小国町の玄関口で、昭和10年10月開業時に建てられた風格ある木造駅舎が現役で使用されています。上り下りとも終列車は当駅止まりで、夜間滞泊が行われる線内最大の運行拠点駅で、みどりの窓口も設置されています。

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小国駅待合室の熊の剥製

待合室にはツキノワグマの剥製が置かれています。名前は、クマ駅長「おぐたん」だそうで、剥製の動物駅長も、クマ駅長もおそらく全国でここだけだと思われます。

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羽前小松

小国8:23発普通米沢行き1128D(キハE120-5+キハ110-203)で羽前小松へ。東置賜郡川西町の玄関口で、地元住民管理の出札窓口があります。宿場の建物をモチーフにした駅舎は平成26年3月改築。

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しょこら駅長

現地に行って初めて知ったのですが、この駅には10月12日に就任したばかりの猫駅長「しょこら」がいます。元は保護された迷い猫でしたが、駅で面倒を見るうちに乗客から親しまれるようになったそうで、全国の猫駅長の中でも一番の若手なので今後の活躍が期待されます。米坂線に乗る機会があれば皆さんも是非会いに行ってみてください。

Twitterではかわいらしい動画も見れます→@chocolat_komatu

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嵐山酒造

次の列車までの時間を利用して小松の市街地を散策。6月にも車で来ていますが、その時は車を停める場所をなかなか見つけられず、役場と掬粋巧芸館くらいしか見れていませんでした。歩いて探してみるとなかなかいい建物が多い街です。

ちなみに小松は作家・井上ひさし氏の出身地だそうで、街のあちこちに「ひょっこりひょうたん島」のキャラクターが描かれています。

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犬川駅

羽前小松10:50発普通坂町行き1129D(キハ110-203+キハE120-5)で犬川へ。川西町の田園地帯にある駅で、駅舎は平成12年に改築されています。待合室は国鉄仕様のものがありますが、駅名がかすれて読めませんでした。

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成島駅

犬川11:05発快速べにばな米沢行き3822D(キハ112-203+キハ111-203)で成島へ。米沢市の田園地帯にある駅で、少し大きめの木造待合室があります。

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中郡駅

30分歩いて米沢市と川西町の境界を越え、中郡駅へ。駅舎は平成13年3月に改築されたもので、併設された立派なホーム上屋が特徴です。トイレだけは古いものがそのまま残っていました。

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今泉駅

2分遅れの中郡12:33発普通坂町行き1131D(キハE120-4+キハE120-6)に乗り、14分間の停車時間を利用して今泉駅を撮影。フラワー長井線との乗換駅で、大正3年長井線の駅として開業した当時の駅舎が今も使われています。昭和20年の終戦の際、当時18歳だった作家・宮脇俊三氏は当駅の駅前広場で玉音放送を聞いたそうで、著作の中でもたびたび言及されています。

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羽前松岡

13:41着の羽前松岡で下車。昭和10年開業時からのものと思われる古い木造待合室が残っています。駅ノートを読んでいると壁の中からなにやら虫のようなものが動く音が聞こえてきました。

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米沢駅

羽前松岡14:17発普通米沢行き1130D(キハ110-212)で南米沢へ。駅名の通り、米沢市街地の南に位置する駅で、山形大学米沢キャンパスをはじめとした多くの学校への最寄り駅であることから利用が多いです。駅前には広い自転車置き場があり、高校ごとに区分けされています。駅舎は平成23年5月に改築されたもので、扉の位置が微妙にズレているのが気に掛かりますが、これは右側のトイレ部分が後から増築されたことに関係していそうです。

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西米沢駅

南米沢16:20発普通坂町行き1133D(キハ110-217+キハ110-211)で西米沢へ。米沢市街地の西の外れにある駅で、駅舎は平成26年3月に改築されています。米沢藩主上杉家の菩提寺である法音寺の最寄り駅です。この駅への下車を以て米坂線全駅訪問を達成。

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米沢の駅弁で夕食

西米沢16:50発普通米沢行き1146D(キハ112-203+キハ111-203)で終点の米沢へ。駅弁を買ってから板谷峠を越える17:44発普通福島行き442M(クハ718-5012)に乗り換えます。

ところが、走り出して3分ほどで急停車。車両の故障を知らせるランプが点灯したそうで、安全の確認が取れるまで運転を見合わせるとの放送が入りました。

あんまり遅れられると今日中に東京に帰れるかどうか不安でしたが、幸いにも17:53に運転を再開し、関根には8分遅れで到着しました。

終点の福島には6分遅れで到着、18:50発普通新白河行き2156M(クハ700-1515)に乗り換えます。新白河で20:28発普通黒磯行き4152M(クハE531-4004)に乗り換え、黒磯20:56発普通宇都宮行き686M(クハ205-605)、宇都宮21:50発普通上野行き570M(サハE231-1088)、赤羽23:37発普通新宿行き2350K(クハE232-7012)、池袋23:51発山手線内回り大崎行き2364G(モハE234-30)と乗り継いで高田馬場へと帰りました。

12/14 師走の羽越本線米坂線駅めぐり

師走の南東北駅めぐり5日目は羽越本線米坂線の駅を巡りました。

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夜明け前の村上駅

前日と同じく新潟駅を4:56発快速村上行き3921M(クモハE128-102)で出発し、終点の村上へ。余命わずかなキハ40を撮影してから6:16発普通吉田行き1924M(クモハE128-102)で折り返し、隣の岩船町へ。

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岩船町駅

村上市に合併された旧岩船郡神林村(駅開業時は西神納村)の駅でしたが、駅名は旧岩船町から取られていました。岩船町も神林村と同じく村上市に合併されています。

駅舎は昭和55年12月に改築されたもので、丸みを帯びた窓の形やトイレのドアの形がモダンな雰囲気です。

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坂町駅

岩船町7:07発普通関屋行き1926M(クモハE128-19)で坂町へ。平成20年に村上市と合併した旧岩船郡荒川町の駅で、米坂線が分岐しています。昭和38年11月改築の駅舎は2階建ての立派なもので、国鉄主要駅の雰囲気を色濃く残しています。国鉄時代には機関庫も擁していました。ここからは米坂線の駅を巡っていきます。

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越後片貝

坂町7:42発普通米沢行き1128D(キハ111-201+キハ112-201)で越後片貝へ。荒川沿いに遡っていく途中にある駅で、平成3年2月改築の駅舎は公民館に併設されています。

豪雪地帯らしく高床式の造りで、駅と言うよりはロッジのような見た目をしています。

次の列車まで約2時間あるので、隣の越後金丸まで5.3㎞を歩いて向かいます。

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越後金丸

トンネルを2度くぐり、橋を何度も渡り、1時間5分歩いて越後金丸へ。荒川の畔にある県境の駅で、「秘境駅」として知られています。駅から見える範囲に人家はありませんが、すぐ前を交通量の多い国道が通っているのであまり静かな環境ではありません。

駅舎は昭和43年12月に改築された一部2階建ての立派なもので、ペグマタイト鉱山からの積み出しで賑わった過去の栄光を感じさせてくれます。

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手ノ子駅

越後金丸10:02発快速べにばな米沢行き3822D(キハ112-202+キハ111-202)で県境を越えて手ノ子へ。昭和6年開業時に建てられた木造駅舎が改装されながらも残っています。入口に風除室が設けられているのはいかにも北国の駅と言った趣です。

屋根からは小さいながらも氷柱が下がっていました。

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越後大島駅

手ノ子11:16発普通坂町行き1129D(キハ112-201+キハ111-201)でまた新潟県へと戻り越後大島へ。岩船郡関川村の駅で、平成18年8月にシンプルなデザインの駅舎に改築されています。棒線駅ですが、かつての2番ホームが側線として残っており、旧ホームも一部が残存しています。

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越後下関駅

50分ほど歩いて隣の越後下関へ。越後大島駅を出たときは曇っているだけでしたが、途中で雨が降り出しました。

岩船郡関川村の中心近くにある越後下関関川村管理の簡易委託駅ですが、訪問日は窓口休業日だったのでスタンプを押すことができませんでした。

駅舎は昭和49年11月に改築されたもので、入口横の小石で川の流れを再現したレリーフがなかなかいい味出してます。

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萩生駅

越後下関13:45発普通米沢行き1130D(キハ110-216)で萩生へ。県境を越えたら天気が良くなるかと思いきや、雨はより激しくなりました。

米沢盆地の田園地帯の中にある駅で、駅舎は平成6年12月に改築されています。駅前には農協の建物やスーパーなどがあります。

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羽前椿駅

大雨の中を40分歩いて隣の羽前椿へ。西置賜郡飯豊町の役場最寄り駅で、折り返し列車も一日3往復設定されています。平成7年改築の駅舎は観光協会との合築で、窓口業務は観光協会に委託されていますが、この日はお休みでした。

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伊佐領

羽前椿16:56発普通坂町行き1133D(キハ110-206+キハ110-224)で伊佐領へ。山間の集落にある駅で、平成5年12月改築のログハウス風駅舎があります。明かりが少ないのと篠を乱す雨とで碌な写真が撮れませんでした。いずれリベンジに来ることにしましょう。

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羽前沼沢駅

伊佐領18:01発普通米沢行き1134D(キハE120-5+キハ110-203)で羽前沼沢へ。伊佐領と比べると若干明かりが多いので、雪が積もっているのが見て取れます。

駅舎は昭和58年12月改築の四角い印象を与えるものですが、案の定暗くてよく分かりません。

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米沢駅

6分遅れの羽前沼沢19:03発普通米沢行き1136D(キハ110-211+キハ110-217)で終点の米沢へ。山形新幹線奥羽本線との乗換駅です。

この日は駅から徒歩30分の快活クラブ米沢店に宿泊しました。本当は駅前のホテルおとわに泊まりたかったのですが、残念ながら予約が取れませんでした。

12/13 師走の羽越本線駅めぐり

師走の南東北駅めぐり4日目は羽越本線新潟県内の駅を降りていきます。

新潟駅を4:56発快速村上行き3921M(クモハE128-120)で出発し、村上で5:58発普通酒田行き821D(キハ47-521+キハ47-1521)に乗り換えて笹川流れを北上、6:41着の勝木で下車しました。

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勝木駅

「がつぎ」と読む地味に読めない難読駅名で、東口側の青瓦の小ぶりな駅舎は昭和63年に改築されたものです。駅裏に徳洲会の大きな病院があり、そちら側に西口があります。

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越後早川駅

勝木6:55発普通新津行き820D(キハ48-523+キハ47-1519+キハ47-1514)で越後早川へ。海沿いの集落にある駅で、昭和63年改築の駅舎は勝木同様に青瓦を載せていますが、造りが異なります。時間があったので冬の荒々しい日本海を眺めていると雪が降り出し始めました。

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府屋駅

越後早川7:46発普通酒田行き823D(GV-E401-3+GV-E402-3)で府屋へ。平成20年に村上氏と合併した旧岩船郡山北町の中心駅で、特急いなほも停車します。駅舎は昭和40年4月に改築されたもので、特急も停まる駅にしては小ぶりです。

駅裏は国道を挟んですぐ日本海です。

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間島駅

府屋8:48発普通村上行き828D(キハ48-1545+キハ48-554+キハ47-522+キハ47-517)で間島へ。海沿いの集落にある駅で、勝木・越後早川と同時期の昭和63年に改築された青瓦の駅舎があります。訪問時は跨線橋改良工事が行われていました。

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今川駅

間島10:34発普通酒田行き825D(キハ47-517+キハ47-522+キハ48-554+キハ48-1545)で今川へ。昭和19年に信号場として開業、仮乗降場・臨時駅を経て民営化時に一般駅に昇格した経緯を持つ駅で、上りホーム上には三角形の待合室があります。

今川海水浴場への下車駅で、かつては駅周辺に民宿が多くあったそうです。

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村上駅

今川11:09発普通村上行き824D(キハ47-1513+キハ47-519)で村上へ。新発田方面への列車へは14分差で乗り継げないので50分ほど待つことになります。この待ち時間に幾度か駅前にバスがやってきましたが、撮りたかった車種(西工58MC)に限って撮り逃しました。

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新発田駅

村上12:26発普通新潟行き936M(クモハE128-23)で新発田へ。城下町・新発田市の玄関口で白新線との乗換駅です。羽越本線のうち新津~新発田間は本線としての機能を新潟に直結する白新線に奪われ、すっかりローカル線と化しています。

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京ヶ瀬駅

新発田13:22発普通新津行き128D(キハ110-211+キハ110-214)で京ヶ瀬へ。昭和18年に信号場として開業し、同37年に昇格した駅で、駅舎は昇格時に建てられたものが今も使われています。旧北蒲原郡京ヶ瀬村(現阿賀野市)に所在し、村名を名乗っていますが村の中心部からは離れた南の外れにあります。

駅裏の田んぼには白鳥らしき大きな鳥が多数集まっていました。

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水原駅

京ヶ瀬14:26発普通新発田行き129D(キハ110-224+キハ110+206)で水原へ。阿賀野市の代表駅で、平成16年の合併までは旧北蒲原郡水原町でした。

昭和40年12月改築の駅舎は主要駅らしい立派なもので、みどりの窓口もありますが、人の気配が少なく、寂しい雰囲気でした。

白鳥の飛来地として有名な瓢湖への下車駅らしく、改札口横には白鳥の剥製がケースに入って置かれています。

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中浦駅

水原15:21発普通酒田行き831D(キハ47-518+キハ47-1518)で中浦へ。昭和28年に信号場から昇格した駅で、駅舎は平成10年12月に改築されたものです。交換設備は撤去されていますが、跨線橋は東口への通路として残されています。

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神山駅

中浦16:00発普通新津行き130D(キハ110-206+キハ110-224)で神山へ。昭和30年に信号場から昇格した駅で、交換設備が撤去されて棒線駅となっています。駅舎は平成8年2月に改築されたもので、変わった形の明り取り窓が設けられています。平成16年の合併までは旧北蒲原郡笹神村でした。

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月岡駅

神山16:46発普通米沢行き833D(キハ110-224+キハ110-206)で月岡へ。昭和25年まで「天王新田」を名乗っていた駅で、月岡温泉への最寄り駅です。駅舎は平成5年1月改築、ホームは島式です。

 

月岡17:14発普通新津行き2132M(クモハE129-17)で新津へ。しばらく撮影してから新津19:19発普通新潟行き2557M(クモハE128-18)で新潟へ。この日も自遊空間新潟駅前店に宿泊しました。