4/2 紀勢本線駅めぐり その3
※前回の記事からの続きです
新宮からは10:52発多気行き328C(キハ48-6302+キハ48-3809)に乗車
JR東海での活躍も残りわずかとなったキハ48の2両編成です
沿線には何名か撮影されている方も見かけました
途中、神志山で特急との行き違いのため6分停車
民家のような入母屋造りの木造駅舎が残っていますが、時間があまりないのでじっくりとは観察できず、写真を何枚か撮って再び乗車します
熊野市で5分、賀田で4分の停車を行い列車は多気へ向けて進みます
てっきり賀田でも列車の行き違いか通過待ちを行うのかと思いきや、何も来ないまま4分経って発車しました。臨時列車が増発される時にでも、ここで退避か交換を行うのでしょうか?
賀田の次の三木里で下車
隣の九鬼で先ほど乗ってきた列車と交換する予定の下り列車まで14分の滞在です
駅前には1本の桜が咲いていたので駅舎と絡めて撮影
春らしい写真を撮ることができました
この三木里駅は単式ホーム1面1線のシンプルな配線の駅ですが、使われなくなった対向式ホームが草に埋もれています
調べてみると10年前までは交換可能駅だったとのこと
この列車で新宮の一駅手前にある「鵜殿駅」を目指します
途中、328Cも列車退避を行った神志山で4分停車
先ほどは撮れなかった箇所も撮影することができました
13:14 鵜殿で下車
開業時からの木造駅舎が残っていますが、無人駅となって荒れています
駅構内には使われなくなった側線や列車の通らなくなった貨物専用線などが残っています
先ほど三木里へ向かう途中、車内から見えた桜の花が気になって降りたのですが、いざ降りてみると次の列車は1時間44分後という・・・
自分でも自身の計画性のなさに呆れ果てましたw
駅は集落より少し高い位置にあり、駅周辺の桜は満開
しばらくは桜を眺めて過ごしていましたが、次の列車までまだかなりの時間が残っているので集落へ行ってみることに
集落から見た駅周辺は桜の木がよく目立ちます
集落の端を回って海まで行ってみましたが、まだ時間は余っていますw
集落も小さな港町と言った感じで町中には特にこれといった名所もありません
バスでなんとか熊野市の中心部へでも行けないものかな~と思い、バス停の時刻表を見てみるとちょうどいい具合に14:43発の熊野市駅前方面行きがありました
これに乗れば次の列車より1時間も早く出発することができるので乗らない手はありません
やってきたバスに乗客は誰も乗っておらず空気輸送状態ですが、これでも地域の重要な足。たとえ本数が少なくても公共交通機関がなくては交通弱者は生活していくことができません
トンネルを抜け、10分と経たずに熊野市駅前に到着。運賃は200円でした
駅構内のうどん屋も駅前のコンビニも閉店済みw
結局昼食をとることはできませんでした
記事が長くなってしまったので次の記事に続きます