行きと同じく友人の運転するレンタカーで松本へと戻りますが、途中で寄り道して安曇野ちひろ公園の保存車を訪問しました
戦前に製造された
長野電鉄の旧型車2両が屋外に展示されています
このうちモハ604は
川崎造船で製造された屋根の深いスタイルの「川造型」で、内部は図書室になっています。「モハ」とありますが
上田交通への譲渡時に電装解除されています
デハニ201は大正15年汽車会社製で、昭和55年の長野線一部地下化まで活躍しました。平成2年からモハ604などとともに
小布施駅構内の「
ながでん電車の広場」に保存されていましたが、2000系D編成を保存するにあたって追い出され、
屋代線信濃川田駅跡にしばらく放置されていました
現在は「窓際の
トットちゃん」に登場するトモエ学園の電車の教室をイメージした「
トットちゃんひろば」として利用されています
屋外保存にしては2両とも整備が行き届いていて状態が良く、屋根があるとはいえ窮屈なところに押し込められていた小布施時代より輝いて見えます
管理されている職員の方曰く、部品盗難未遂事件をきっかけに防犯カメラを付けたとのことで、大切にされているのが伝わってきます
安曇野ちひろ公園を後にし、松本へと向かう途中の
千国街道沿いで
富士重バスの廃車体を発見 型式は「LV31〇KA-5」、平成1年10月製造と読み取れましたが詳細は不明です
車を返却し、松本15:55発普通
小淵沢行き1536M(
クモハ211-3049)、
小淵沢17:12発
甲府行き344M(
クハ210-1003)、
甲府18:08発普通高尾行き560M(
クハ210-1005)と乗り継いで帰りますが、相模湖に到着したところで運転見合わせ
西八王子~高尾で人身事故が発生したとのことで先行の特急ともども
相模湖駅で長時間停車することになりました
定刻なら19:31発のところを結局20:22発となったのですが、停車中のけだるさ漂う車内では誰が流したのかトーマスの「じこはおこるさ」が流れていました
1番線から4番線に突然発車番線を変更された20:33発中央特快東京行き2020T(クハ
E232-28)に乗り換えたものの、21:03発の立川で快速に変更されたので新宿には約20分遅れの21:37着
新宿からは3分遅れの21:36発山手線外回り2109G(モハE234-38)に乗って
高田馬場へと帰りました