まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

12/13 初冬の山陰本線(松江~益田)駅めぐり その2

石見福光11:58発326D(キハ120-313)で湯里へ

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集落から離れた高台にある無人駅で、平成16年に簡易駅舎に改築されました
石見福光同様、石州瓦を載せており、簡易駅舎の中では優れたデザインだと思います
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ホーム京都寄りには待合室があり、かつてはそこから伸びた階段の下に旧駅舎があったそうです。階段も老朽化しているようで柵で立ち入れないようにされていました
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湯里13:13発普通浜田行き327D(キハ120-319)で温泉津へ
大田市と合併した旧邇摩郡温泉津町の駅で、平成16年改築の駅舎はJAとの合築です。重要伝統的建造物群保存地区温泉津温泉への玄関口で、いつかゆっくりと観光に来たいものです
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温泉津13:34発普通大田市行き328D(キハ120-314)で五十猛へ
乗ってきた列車は特急との行き違いのため7分間停車してから発車していきました
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築堤上の駅で、駅前とホームは地下通路で結ばれています
地下通路入口にかつては木造駅舎がありました
次の列車まで1時間半近くあるので隣の静間目指して歩いていきます
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山陰道国道9号線)を歩いていきますが、歩道がしっかりと確保されていないうえに田舎の主要道らしくアホみたいに飛ばしていく車が多い(明らかに法定速度超えているだろという車も)のでかなり怖いです。これまでに経験した駅間歩きと比べても過酷さでは5本の指に入るでしょう
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国道は海を離れて山越えにかかりますが、この山越えははっきり言って生きた心地がしませんでした。スレスレのところを大型トラックが通って行ったりするので「気を抜いたら死ぬ」という感じです 山を越えて静間の集落が見えてきたときはホッとしました
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40分かけて静間に到着
大正15年開業時に建てられた木造駅舎は扉や室内の椅子も木製のまま維持されていて趣があります。旧事務室部分は久手や波根同様地域の集会所として使われており、トイレ増築部分(右の出っ張った部分)も自然な感じの外観に仕上げられています
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映画にでも使えそうな雰囲気なので、是非とも何らかの作品に登場してもらいたいものです
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静間15:23発普通益田行き329D(キハ120-313)で都野津へ
駅舎は大正9年開業時に建てられたものですが、昭和39年、43年に増築が行われています。無人駅ですが、駅の周囲には比較的大きな町が形成されており、駅裏には大きな工場もあり、機械音が断続的に聞こえてきます
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増築部分とは言え50年も前のものなのでそれなりにレトロさを感じさせます
片流れ屋根や変わった形状の柱はいかにも戦後の建築らしい雰囲気
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都野津16:25発普通米子行き332D(キハ126-1002)で浅利へ
大柄な木造駅舎で、旧事務室部分は山陰合同銀行の店舗に転用されています
ホームは島式ですが、駅舎側の1線が撤去されて棒線化されています
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浅利17:09発普通浜田行き331D(キハ47-38+キハ47-3018)で下府へ
大正10年改築の駅舎は相対式ホームより一段低いところにあり、2番線とは地下通路で結ばれています
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駅舎は「下府駅を明るく照らす会」という団体によりイルミネーションされています
地方の無人駅というのはとかく薄暗くなりがちなので、駅の活性化という点からもいい試みだと思います。今期は12月8日から1月31日まで点灯されているようなので季節限定の駅の姿を拝みたい方は是非冬の夜の下府駅を訪れてみてください
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下府17:55発快速アクアライナー益田行き3457D(キハ126-3+キハ126-1003)で終点の益田へ
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島根県最西端の都市、益田市の代表駅で、昭和36年改築の駅舎は2階建ての大きなものです。
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泊まる宿は決めずに行きましたが、幸いにも駅徒歩5分以内のカプセルホテル「アネックス益田」で聞くと空室があったのでこちらに宿泊
人生初のカプセルホテルは横向きベッドで、値段の割に快適でした。平日ということもあってかこの日の宿泊者は自分以外に2人しかいなかったようです