まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

11/17 どこでもきっぷで山陽新幹線駅めぐり

どこでもきっぷ2日目は山陽新幹線の残りの未訪問駅を片付けました。

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新下関駅

長府5:59発普通下関行き3501M(クモハ114-1621)で出発し、新下関からは6:30発こだま770号新山口行き770A(527-7007)に乗車。

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厚狭駅

厚狭で下車。平成17年の合併で山陽小野田市となった旧厚狭郡山陽町の駅で、山陽本線・厚狭線・小野田線との乗換駅です。山陽新幹線の停車駅になったのは平成11年3月で、山陽新幹線で最も新しい駅です。新幹線口駅前には目立った建物もなく閑散としています。

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新山口駅

厚狭7:20発こだま840号新大阪行き840A(526-7004)で新山口へ。使用車両はハローキティ新幹線でした。新山口駅は今でこそ県都山口市の玄関口のようですが、平成15年10月1日に改称されるまでは「小郡」という駅名で、吉敷郡小郡町の駅でした。小郡町は平成17年の合併で山口市の一部になっています。昭和50年の新幹線開業後、急激に発展したこともあって、駅前の高層建築の密度は山口駅前よりも高く、ぱっと見本来の県都の駅である山口駅よりも都会のように見えてしまうのは皮肉です。

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新岩国駅

新山口8:01発こだま842号岡山行き842A(521-7008)で新岩国へ。岩国市街から山を隔てた御庄地区にある駅で、国鉄岩日線を転換した錦川鉄道清流新岩国駅に隣接しています。駅前には住宅街が広がるのみで、商業施設等はありません。岩国市の新しい玄関口というよりは、広島まで新幹線通勤をする人たちのためのベッドタウンの駅と言った趣です。時間に余裕があったので清流新岩国駅まで歩いて行ってみましたが、乗換駅としては少々遠いです。新岩国駅の改札口がもう少し博多寄りに設けられていれば便利になっていたはずですが、国鉄としては廃止予定の赤字ローカル線との乗換駅にはしたくなかったのでしょう。

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東広島駅

新岩国9:39発こだま844号岡山行き844A(723-7012)で東広島へ。昭和63年3月に東広島市三永地区に開業した駅です。東広島市は昭和49年に賀茂郡西条町・志和町・高屋町・八本松町が合併して誕生した市で、その中心は西条にあります。ちなみに岸田文雄首相の祖父・岸田正記は現在の志和町にあたる地域の出身で、東広島は岸田首相の一族のルーツの土地と言えるでしょう。

東広島駅は新幹線には珍しい地上駅で、下りホームより一段低い所にこれまた新幹線駅としてはこじんまりとした駅舎があります。駅前は郊外ロードサイドのような趣で、建物の密度は高くありません。

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三原駅

東広島11:22発こだま846号岡山行き846A(723-7006)で三原へ。三原市の玄関口で、山陽本線呉線の高架駅に隣接しています。改札口は二重構造で、一旦在来線改札を入ってから階段を上って通路を歩き、新幹線改札を通ってホームに向かうことになります。駅裏の目と鼻の先に三原城址があるのが特徴で、ホームからは城跡の堀で泳いでいる鯉の模様までもよく見えます。

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元祖珍辨たこめし

ちょうど昼時なので駅弁「元祖珍辨たこめし」で昼食。駅からもほど近い三原港はたこが名物です。この旅では乗車時間が毎回10分ほどと短い割に駅では一時間近く待ち時間があるので、結局ホームで駅弁を食べることになりました。

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新尾道駅

三原12:38発こだま848A(723-7005)で新尾道へ。昭和63年3月、東広島と同時に開業した駅で、尾道市街から離れた山間にあります。周辺は山を切り開いた郊外住宅地といった趣です。両隣の三原と福山へはそれぞれ11㎞と17㎞と新幹線にしては駅間距離が短く、それ故に利用は伸び悩んでいます。

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福山駅

新尾道13:48発こだま850号新大阪行き850A(521-7007)で福山へ。広島県東部・備後地方の中心都市福山市の玄関口で、山陽本線福塩線の高架駅の真上に建設されています。1階に改札口、2階に在来線ホーム、3階に新幹線ホームがあり、新在を乗り換えるためにはわざわざ1階まで長いエスカレーターで降りなければなりません。

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福山駅福山城

駅は福山城の中を横切るように建設されており、ホームからもその雄姿を間近に見ることができます。まるで新幹線ホームが城を見るための展望台かのようです。福山城は来年が築400年の節目の年で、色々とイベントも開催される模様です。安政の改革を行った老中・阿部正弘は福山藩第7代藩主です。

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相生駅

福山14:19発さくら552号新大阪行き552A(781-7007)と岡山14:49発こだま850号新大阪行き850A(521-7007)で相生へ。兵庫県西部・相生市の玄関口で、山陽本線赤穂線との乗換駅です。相生市出身で、自民党河本派を率いていた大物議員・河本敏夫による政治駅だとも言われています。相生市自体はそれほど大きな市ではありませんが、神戸・大阪への通勤需要もあるようです。

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岡山駅在来線乗換口

相生16:02発ひかり511号511A(785-1021)で岡山へ。言わずと知れた中国・四国地方各地へのターミナル駅です。コロナを理由に特急やくもが間引かれてしまったせいで乗り換え待ちの時間が生じてしまったので、とりあえず津山線に乗って法界院へ行くことにしました。

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法界院駅

岡山16:28発普通津山行き956D(キハ40-2133+キハ47-29)で法界院へ。岡山大学などへの最寄り駅で、時間帯によっては多くの学生で賑わいます。駅舎は明治41年6月開業時に建てられたもので、事務室部分が減築されています。ローカル線の駅としては利用者数の多い駅ですが、今年6月1日に無人化されました。この駅については3月に訪問済みですが、その時はカメラ故障中につきスマホで何枚か撮っただけだったのでこの機会に再訪することに。

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特急やくも23号

法界院16:58発快速ことぶき岡山行き3941D(キハ47-1094+キハ47-18)で岡山へ。しばらく待って、18:05発特急やくも23号出雲市行き1023M(サハ381-229)に乗車。今ではすっかり貴重になった国鉄型特急電車です。

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岡山名物えびめしデミカツ丼

岡山駅で買った駅弁「岡山名物えびめしデミカツ丼」で夕食。実はどちらも初めて知った名物ですが、ボリュームたっぷりで美味しかったです。

出雲市には定刻より3分遅れて21:18着。この日は快活CLUBE出雲市店に宿泊しました。