この日は午前中で身延線の残りを片付け、午後は中央東線へ
高田馬場を4:58発山手線内回り452G(クハE234-8)で出発し、新宿5:18発普通高尾行き433T(クハ
E232-40)で高尾へ
昭和3年開業時に建てられた駅舎は、
身延線の前身・
富士身延鉄道の本社屋も兼ねていたため風格ある造りです。残念ながらこの時間は逆光でした
現在も主要駅として
みどりの窓口が設置されており、特急ふじかわも全列車が停車します
改札口からホームへは構内踏切で連絡しており、下り線以外に3本の側線を跨いでいます。やはり元が私鉄だけあって駅構内の様子はローカル私鉄の運行拠点駅といった感じです
南甲府同様ホームは島式で、構内踏切によって連絡しています
駅前と違って障害物が少ないため、駅舎の形はホーム側からの方が分かりやすいです
住宅街の中にあるこじんまりとした片面ホームだけの
無人駅です
ホーム上のブロック造の待合室には
昭和35年3月の建物財産標がついていました
駅舎は平成11年8月に改築された簡易駅舎で、コン
クリート打ちっ放しの外壁と黒瓦がいかにもミスマッチです
四方いずれもを山々で囲まれた平地を歩いていると盆地にいることを強く実感します
平成11年3月に改築された簡易駅舎は、
甲斐岩間と同じデザインですが、横の寸法と壁の仕上げが異なります
中巨摩郡昭和町役場の最寄り駅ですが、役場は国母との中間地点付近にあります
片面ホームだけの
無人駅で、ホーム入口付近に
昭和35年3月竣工のブロック造の待合室があります
小井川10:49発普通
甲府行き3733G(クハ312-3011)で金手へ
片面ホームの入口に高床式の小さな駅舎があります
年末に訪問した
八高線北藤岡駅も似たような構造でしたが、こちらの方が本線に寄り添っています
甲府盆地を囲む山々をホームの正面に望む築堤上のホームだけの
無人駅です
甲府を出てから並走してきた
中央本線と別れて間もないところにあるため、
中央本線を行き交う列車の姿をホームからも見ることができます
駅入り口からホームへ上がる階段には上屋が架けられています
かつては階段の下に駅舎があったそうです
善光寺11:50発普通
甲府行き3627G(クハ312-3006)で終点の
甲府へ
身延線ホームは駅の東端にあり、改札口まではかなり歩かねばなりません
身延線ホームの写真を撮ってから改札口へ行くと
有人改札には長蛇の列ができていました。
身延線内の
無人駅から乗ってきた人たちが切符を持っていないので改札で精算するために並んでいるようですが、こうした
有人改札の行列を見るたびに
18きっぷも自動改札機対応してほしいとつくづく思います
もっともこの行列についてはJRが
身延線はローカル線だからと軽視せずに
TOICAを導入すれば多少は解消されるのでしょうが
甲府はさすがに
山梨県の県庁所在駅だけあって大きな駅ですが、昭和59年8月にオープンした駅ビル自体は首都圏郊外の主要駅にもありそうな平凡なものです
これにて
身延線については全駅制覇したので午後は
中央東線を降りていきます