まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

3/3 減便直前!花輪線駅めぐり その1

この日からは3月16日ダイヤ改正での減便が予定される花輪線の未訪問駅を2日かけて制覇しました

 
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まだ薄暗い盛岡駅3番ホームから5:06発普通大館行き1923D(キハ111-115+キハ112-115)に乗車 盛岡~鹿角花輪における下り始発列車で、朝早いためか乗客はそれほど多くはありません
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6:16着の小屋の畑で下車
昭和35年12月に開業したホームと待合室だけの無人駅で、盛岡辺りと比べるとかなり標高が高いのか駅周辺は一面の雪景色です
国鉄の駅には珍しく漢字ひらがな交じりの駅名ですが「小屋ノ畑」とはならなかったのでしょうか
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乗客を一人も乗せずにやってきた小屋の畑6:27発普通盛岡行き1922D(キハ110-131+キハ111-112)で安比高原
昭和63年3月に龍ヶ森から改称された駅で、平成4年に現駅舎に改築されました。スキー場の最寄り駅で、列車の時間が近づくとスキー場の送迎バスが駅前にやってきますが、それ以外の時間は氷柱が解ける音しか聞こえてきません。駅前から見える範囲に人家はなく、ただ朝日に輝く雪原が広がるだけ。駅前に出て写真を撮りまくっていたら凍えて指先の間隔が無くなってきたのでストーブの効いた待合室に入って暖をとりました
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安比高原7:16発普通盛岡行き1924D(キハ112-114+キハ111-114+キハ110-139)で松尾八幡平
安比高原からは同じ列車に外国人のスキー客の団体が乗車しました。花輪線もインバウンドの恩恵を受けているようです
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対向式2面2線の交換可能駅で、無人化後の平成16年3月に簡易駅舎に改築されました
標高が少ないのか安比高原と比べると雪は少なめです
所在地は合併で八幡平市となった旧岩手郡松尾村で、昭和63年の改称まで「岩手松尾」という駅名でした
駅からは荒屋新町方面に日本百名山・八幡平を望むことができます
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松尾八幡平7:53発普通大館行き1925D(キハ111-117+キハ112-117)で赤坂田へ
駅舎は簡素ながら内部にはストーブがあり、ボタンを押すと暖房が入るようになっていました
駅舎のホーム側の外壁には建物財産標が付いていたはずですが、見落としました
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赤坂田8:30発普通盛岡行き1926D(キハ112-118+キハ111-118)で平館へ
駅舎は平成16年2月改築で、内部は暖房がよく効いていました。駅舎の背後には遠く岩手山がうっすらと聳えています
地名の表記は「平舘」で、バス停も「平舘駅前」と表記されているのでいっそのこと駅名も「平舘」に統一してしまえばいいのにという気がします
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平館から20分ほど歩いて隣の北森へ
平成27年3月、500m平館寄りに移転して八幡平市役所新庁舎に直結する形となりました。エレベーター完備の自由通路を併設しており一見橋上駅舎のように見えますが、ホーム入口は一階にあります
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時間に余裕があったので平成27年まで使われていた旧駅跡へ
昭和36年4月に開業した片面ホームと待合室だけの無人駅で、駅前にはトイレと駐輪場があったようですが、全て撤去されて更地が広がるばかりです
旧駅自体も道が分かりにくいところにあり、移転して正解だっただろうと思われます
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駅より一足早く平成26年9月に竣工した八幡平市役所
設計は関・空間設計という仙台の建築事務所だそうです
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庁舎に隣接して造られたホームは片面1面1線で、橋上駅舎らしく見える造りが、草津線寺庄駅御殿場線長泉なめり駅を彷彿とさせます
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北森10:20発普通大館行き1927D(キハ111-112+キハ110-131)に乗車し、停車時間のある荒屋新町十和田南では色々と撮影
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12:08着の十二所で下車
昭和30年に大館市編入された旧北秋田郡十二所町にある駅で、開業時は貨物駅でした。駅舎は平成17年11月に改築されたもので、駅前から短い階段を2つ登ったところにあります
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十二所12:16発普通鹿角花輪行き930D(キハ111-117+キハ112-117)で終点の鹿角花輪へ。鹿角市の代表駅で、平成7年12月に改称されるまで「陸中花輪」を名乗っていました。昭和14年4月に改築された木造駅舎は非常に大きなもので風格がありますが、待合室内には店の類はなく大きさを持て余してる感があります
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列車の折り返しまで1時間あるので花輪の街を散策
駅前から一直線に伸びる坂と言い、軒からポタポタと降る解けた雪と言いなかなか風情のある街でした
鹿角花輪13:59発普通大館行き929D(キハ111-117+キハ112-117)で柴平へと向かいます