8/24 夏の北海道遠征 十一日目 大館市内散策&まさかの乗り遅れ
青森港には3:20着
フェリーターミナルで夜明けを待ち5時ごろから歩き始めます
青森駅西口には5時半ごろ到着
とても県庁所在地の駅とは思えないほど小さな西口駅舎を見るのも同じようにフェリーで本州へ帰ってきた2年前の夏以来です
きたこく君とはここで別れ、のちめさんと共に5:41発普通弘前行き626M(クハ700-3)に乗車
弘前には6:21着
昭和16年改築の木造駅舎の内部はきれいに改装されています
以前は古いままだった駅前の駅弁屋が新しい建物に変わっていました
長木川を渡って市役所の方へと歩いてみると意外と起伏に富んだ街であることが分かります
昔城があったという桂城公園は高台になっていて大館の街並みを見渡すことができます。こうやって盆地に開けた地方都市を高いところから眺めるのが個人的には好きなのですが、そのように眺めることができる高台って大抵は駅から離れたところにあるので駅めぐりとは両立しにくかったりします
桂城公園に隣接して大館市民体育館が建っていますが、昭和38年開館だけあってなかなかの年季の入りよう。この時は知らなかったのですが老朽化のため今年11月30日を以て閉館するそうです。この手の古い体育館も探せば全国にまだまだ残っているのでしょうがいずれは消えていく運命にあるのでしょうし、消えていく前に記録回ることができればいいなと思います
その隣の武道館も古そうな建物で、こちらも解体予定だそうです
体育館と武道館を撮影した後は、この日の大館散策のメイン・大館市役所へ
市制施行から3年が経った昭和29年に完成した西庁舎は体育館といい勝負の年季です
外見は古いだけで特にこれといった特徴のない庁舎らしい庁舎ですが、内部のらせん階段とトップライトがなかなか味があります。このらせん階段について調べようとすると電波ブログが引っかかってきたりしてあまり詳しい情報が出てこないのですが、平成33年(新元号3年、2021年)に新庁舎が完成する予定とのことであと3年で見納めとなるそうです。自分は他にも撮りたい庁舎は全国にたくさんあるので解体前にもう一度来れるかどうかわかりませんが、気になる方はぜひ解体前に一度訪れてらせん階段を目に焼き付けてください
前回散策した時にも見た正札竹村
平成13年に閉店した百貨店で、今年ついに解体工事が始まりました
東大館駅には9:38着
どうして勘違いしたのかわかりませんが、私は乗る予定の盛岡行き(9:28発)の発車時刻を9:43だと勘違いしていました。なかなか列車が来ないなと思って時刻表を見て乗り遅れが発覚。荷物はのちめさんに預けてあるので荷物だけ先に盛岡へ向かったことになります。慌ててナビタイムで調べてみると、特急つがると東北新幹線を使えば盛岡から元の行程に追いつくことが可能と発覚。幸いにも東大館駅にはみどりの窓口があるので新青森経由の切符を買おうとしましたが、大館行き列車の時間が迫ってたので買えたのは乗車券だけで、特急券などは車内で購入することになりました
元の行程へと追いつくべく東大館9:52発普通大館行き1925D(キハ112-112)で大館へ
新青森には11:11着
自分の駅訪問ルールでは「新幹線と在来線の乗換駅の場合、乗り換え改札を通った場合も訪問したと見なす」としているので乗り遅れたおかげで新青森駅と盛岡を制覇できるといううれしい誤算がありました
何気に東北新幹線に乗るのはてっぱくに行くために東京から大宮まで乗ったのを除けば初めてです
やはり新幹線は早いもので、盛岡には12:45着
乗り遅れた花輪線の列車は12:15に着いていますが、一ノ関行きへの乗り継ぎが悪い都合で元の行程にはここで追いつくことになります
急いで東北本線ホームへ
13:08発普通一ノ関行き1540M(クハ700-1015)の車内でのちめさんと再会し、荷物を受け取ります。しばらくすると昨日の室蘭本線以来のよつやなさんもやってきてここからは3人での旅となります
一ノ関で14:41発普通小牛田行き536M(クモハ701-105)に乗り換え、小牛田で15:42発普通仙台行き2554D(モハE721-1002)に乗り換えて仙台へ
仙台では17:01発福島行きまで30分ほどの乗り換え時間があったので、自分はお二人と別れて17:42発普通白石行き452M(クハE720-30)で北白川まで先行します
交通量が多いけれど狭い道に面した小さな無人駅で、平成10年改築の簡易駅舎があります
北白川からはお二人の乗る18:46発普通福島行き590M(クハ700-1518)で福島へ
とはいえ車内が混んでいるので合流できませんでした
福島では再び25分ほどの待ち時間があるので18:26発普通郡山行き1156M(クハ700-1507)で南福島へ先行
昭和37年に信号場から昇格した駅で、昭和30年代の小駅にはよく見られるブロック造りの駅舎が開業時から使用されています
都市近郊の駅らしく手狭な駅前は自転車で埋まっており利用者数の多さが窺えます
駅近くのコンビニで夕食を調達してから18:54発普通新白河行き2156M(クモハ701-106)に乗車 車内でのちめさん、よつやなさんと再会し東京へと旅を続けます
新白河で20:26発普通黒磯行き4148D(キハ111-108)に乗り換え
車両数が足りないだのなんだの言われていますがアイドルのライブがある時以外はこれで充分足りそうです
黒磯からは20:56発普通宇都宮行き686M(クハ204-601)に乗車
長旅だけあって一行にも疲れが見え始めてきました
宇都宮で21:50発普通上野行き564M(クハE232-3011)に乗り換え
小山辺りまでは記憶があるのですがいつの間にか寝ていたようで、同行のお二人に起こされた時にはもう赤羽でした
帰宅後は写真を取り込んだりした後、午前1時ごろに就寝。よほど疲れがたまっていたようで、起きたのは翌日の14時ごろでした
夏の北海道遠征の記事はこれで終了です。お読みいただきありがとうございました
11日に渡る遠征での訪問駅数は68駅、総訪問駅数は1806駅に達しました