北海道遠征3日目 この日は南稚内から宗谷本線と石北本線を使い、宿泊予定地の上川へ向かいます

駅舎内の待合室の壁には宗谷本線・天北線・興浜南線の駅舎の昔の写真が貼られているので列車の時間までそれを眺めて時間を潰します

途中、下沼・上幌延・雄信内・歌内の各駅舎を車内から撮影
下沼と上幌延は今回の駅めぐりではスケジュールの都合上降りることができなかった駅でひょっとすると現役時代に写真を撮れるのもこれが唯一の機会かも知れないので、列車が駅に停車している間中ひたすらシャッターを切り続けました

この列車の音威子府発車は09:58なので1時間半以上もの長時間停車ということになります
駅舎内には天北線資料館があると聞いていたのでそこで時間を潰そうと考えていましたが、残念ながらこの時には閉まっていました
さらに駅舎内の蕎麦屋も営業時間外なので、有名な駅蕎麦を食べることも叶いませんでした
このまま1時間半も時間を無駄にするのはあまりにも勿体ないので、隣の咲来駅までの5.1kmを歩いていきます
徒歩ナビで検索したところ、所要時間は64分なので余裕で行けます

歩道部分は除雪されていないので歩きにくく、交通量も多いのであまり歩きやすい道とは言えません

除雪されている気配がありませんが、この時の私はこれがとくに問題だとも思わずに先へ進みます

気分は軽く雪山登山
向かう咲来駅は周辺に集落も形成されている駅なので、そこへ向かう道も除雪されていない距離は大した距離ではないだろうと思いながら進みます

冬季閉鎖のようで警報器にカバーも被せてありますが、ここを通らなくては咲来駅に着くことができないので、あまり褒められたことではありませんが、列車が来ないのを確認して渡ります

雪に埋もれててどれが道なのかはっきりしませんが徒歩ナビで示された通り右へ進み傾斜を登ります
足跡一つない雪道を往く
気分はいいですが、足の冷えが半端ない

これが2016年の年賀状を飾る写真となりました


ようやく除雪されている地点までたどり着きました
除雪されていない1.8kmを踏破するのに要したのは30分


音威子府駅から歩くのにかかった時間はちょうど1時間でした
雪の無い季節なら45分くらいで歩けそうな気がします

列番こそ変えていますが、音威子府で乗り捨てた列車です


問寒別や筬島と同じように外板が貼りかえられています
室内は問寒別ほど綺麗ではなく、筬島よりはマシと言ったところです
ここから隣の北星駅まで2.0kmを歩いていきます